野生の鳥、ワイルドピーちゃんの日常
鳥は、日々警戒しながら暮らしている
ワイルドピーちゃん、さくらんぼを食べられなくて可哀想でしたね…。
このように、野生の小鳥は常に外敵に襲われる危険を秘めながら日々生活をしています。
小鳥たちは、どんなに敵に襲われても決して隠れるという行動を取りません。
彼らは、常に危険対象から距離を取るという身の守り方を選択して生きています。
その行動は、危険対象から隠れることで身を守っている人間の習性とは、大きくかけ離れています。
漫画では、呑気に『猫！』とワンクッション置いてから逃げ出していますが、実際はそんなこと思う間もなくガサガサ！と音がした時点でササっと飛び立ちます。
カラスに襲われるシーンでも、『ぎゃー！』などと叫ぶ前にすぐさま逃げ出しています。
そのぐらい、鳥は常日頃周囲の様子に警戒しています。
このことが理解されていないために、ペットの鳥には様々な問題（具体的には、肥満・過発情・毛引き等）が起こりやすいのですが、一般的な飼育書ではそういった内容がほとんど取り上げられていないのが現状です。
